ウチの11ヶ月になる息子が、その辺にあるものを手当たり次第いじくるのです。
水の入ったコップがあればひっくり返し、CD-Rがあれば叩き壊し、リモコンがあれば音量をMAXにします。
ゴミは食べるし、観葉植物の土は食べるし、小さなものは何でも口に入れてしまいます。
どうしてこんな事をするのか、長女の時も次女の時も分からなかったのですが、やっと分かりました。
これにはとても大切な意味があったのです。
赤ちゃんの立場からの意見はこうです。
「おいコラ、お前らが大人か何か知らんけどな、ちょっとだらしなさすぎよ。
床が散らかってもう、全然片付いてないぞ。こんな小さいアクセサリーとか落としといて平気?はぁ?
床だけじゃない。
俺が手ぇ届くところは、大抵散らかってる。
あのな。
俺が手の届くところってのは、余裕の範囲なのよ。
俺が手の届くところが整理整頓されて安全ということは、安心して歩けるというだけじゃなく、多少暴れても大丈夫という確認にもなるわけ。
伸び伸び動けるし、冒険も出来るという事なわけよ。
家の中からそういう環境にしないと外ではとーてームリだろ。
デカイからって下の方を意識しなかったらダメ。
上を向けとか前を向けとか、そーゆー事ばーっかり名言とかにしやがって、下の何が悪いんじゃ。
地にちゃんと足をつけんと、上も前も無いだろーが。
建築でも最初は基礎からだろ。
まず下の方をしっかりする。
その時、整理整頓をきちんとやる。安全安心を確保ね。
それから前を向いて上を目指して下さい。」
ということを教えたくて、壊したりするんだと分かりました。
ありがとう!息子よ!!
君が壊す時は大人が大切な事を忘れてる時なんだね!
ウチの子、天才!!