オフィスは必要か?ということを考察してみます。
インターネットの時代、遠隔で仕事をする事は可能です。
打合せはスカイプを使うことも珍しくありません。
オフィスがない場合、カフェや家が職場にあり、オフィスの光熱費や家賃は削減されます。
どうしても会う必要がある場合は、スターバックスに「出張」し合えばいいのです。
技術的な要件は満たしているとしても、全国の人がそうしないのはなぜでしょう。
なんとなくケジメがつかない、という事では無いでしょうか。
出社してみんなに挨拶して、朝礼をやり、働いている姿を互いに確認し合うというケジメ。
そうやってお互いを確認し合う事で、働いている事を実感出来るのでは無いでしょうか。
実際に自宅で仕事をしている時は、なんとなく家の人にも同僚にも悪い気がして、落ち着きません。
オフィスの大きな役割にケジメがある可能性は否定出来ないでしょう。
そのケジメをITのチカラでどう解決するか。
解決の糸口として互いを気軽に確認出来ればいいと思うのです。
オフィスで働いている時は、仲間の動向が嫌でも目に飛び込んでくるので、何をしているのか感覚でわかります。
見られている方も、感覚で見られている事を理解します。
これが出来ればいいのでは無いでしょうか。
一つにはWEBカメラの常時接続かありそうです。でもカメラの視線は意外に強く、心地いいものではありません。
カメラで撮影されながら働く事は不自然です。
そこで、キーボードのリズムを互いに表示するというのはどうでしょう。
仕事中、キーボードを叩くと、それが心電図のように表示され、軽快であればいい波形となり、行き詰っていたらピー状態になるとか。
スカイプやチャットではオンラインかオフラインかがわかるように工夫されていますが、無意識に互いを認識できる仕組みがあるとオフィスレスも可能かもしれませんね