1000円しかしなかったスコッチウィスキー、バランタイン ファイネストをできるだけ高そうに表現してみたいと思います。
バランタインはブレンデッド・スコッチの代名詞的な存在。
調和のとれた華やかな香りとエレガントで洗練された味わいを特徴としている。
スモーキー香や木香を強めて個性とするのではなく、どこまでも豊かでなめらかな風味を求めて40種類におよぶモルト原酒をブレンドしたスタンダード・スコッチ。
それが、ファイネスト。
ライトでもヘヴィーでもなく、飲むほどに魅了される気品を備えたスコッチである。
と、ここまではウェブサイトの転用。これだけでも、リッチな感じがします。さすが名門。
ここから自分の言葉で語ってみます。
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2000
疲れた。今日はいろいろありすぎた。少し休もう。
帰宅してリビングに用意したのは、落ち着いたデザインを施されたバランタインファイネスト。赤のマークのアクセントも素晴らしいがロゴマークにもこだわりが見え隠れして楽しい。このロゴマークには製造工程が描かれているのだ。
テーブルやもうひとつ並ぶのは、純粋に洗礼された炭酸水。
薄いグラスにアイスを5つ落とし、黄金の色をしたスコッチを注ぐ。
容器の注ぎ口は、滴らないように少しづつ出る特殊な作りなっており、香りはもちろん、トクトクと心地の良い音を立てる。
これだけで身体の疲れは軽くなるというものだ。
半分よりやや少ない程度に注ぎ、まずはロックで舐める。
刺激が舌と鼻腔を突き抜け、あぁ、ウィスキーを飲んでいるのだ、という気持ちになる。
ウィスキーは、いつもとは違う酒を嗜んでいる事を自覚させ、バランタインという名はより高いところに連れて行ってくれる。
余韻もそこそこに、グラスに炭酸水を少し注注ぎ足し、刺激と香りをマイルドに調整する。混じり合う液体にエロスも見出しつつ、ほどよい飲み口に変わったワタシのバランタインが始まる。
共にするのは、少量のアーモンド。互いに引き立てあい、身体の疲れは嘘のように消え去るのだ。
そう、この時間。この瞬間の為にワタシは疲れもいとわなかった。
バランタインを飲む為のレシピ。材料は少しの疲労というわけだ。
今日のバランタインは完全なバランスが整った。明日の味もまた楽しみだ。
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まぁ、実際は普通のコップに氷と酒と炭酸入れて、アーモンド食いながらケツかいて鼻噛んでるんですけどね。
酒屋さんで1000円で買えます。