マヨネーズ

ケチャップとマヨネーズの容器って人をナメてると思うんです。
真ん中を押して中身を出すのですが、そのさい、真ん中が凹んだまま戻らないのです。

もう一度いいましょう。戻らないのです。

戻らない事で何が起こるかというと、二回目は別のところを押さなければならないという事です。

大した問題じゃぁないと思われるでしょう。
これが悲劇を引き起こします。

変形し重心が変わった容器は、バランスを保てないので立つ事が出来ません。
食卓は、非常に多くの料理で彩られていますから、ケチャップやマヨネーズを横たわらせておくスペースはありません。

食卓の秩序を守るために、凹んだ真ん中を戻し中身のバランスを整えて安定した重心を作り、容器を立たせる必要があります。

その作業が問題。

その作業とは、ケチャップやマヨネーズの口の部分を上に向け、容器の中に空気が入るように、凹んだ真ん中の横側から力を加えます。

上手く行けば中の気圧が下がるので、容器は何かで中を満たそうとします。こうして空気が入ります。空気が入れば、中身の移動も容易になるので重心を作りやすくなります。

ところが、そう簡単ではありません。
横から圧力をかけるのですが、真ん中は凹んでいる為に薄くなっています。薄くなっているのですが、わずかな厚みの中心に向かって力をかけなければ、ズルッとずれて何度もその作業を繰り返してしまうのです。

この「凹んだ部分に横から力を加える」という作業が、食卓を守る上で最も重要かつ困難な作業なのです。

「何度も繰り返せばいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、よく考えてください。

僕は今、まさに食べようとしていたのです。美味しく食べるためにマヨネーズやケチャップをウキウキした気持ちで、顔とか書いちゃったり、綺麗な縞模様にしたりしてかけ終えたところなのです。準備OK!いざっ!というタイミングなのです。

それを「凹んだ部分に横から力を加える」によっては、タイミングをずらせてしまうのです。さっきまでのウキウキがちょっぴり恥ずかしくなるくらい、タイミングをズラされてしまうんです。

しかも使い切り間近の容器は、安定化不可能なのほどバランスを崩してしまっています。。。

食欲が減退し、食に対する消費が滞り、経済が低迷かするかもしれません。

ちなみに、おたふくソースの容器はそんな事ありません。
真空醤油の容器もそうなりません。

ケチャップとマヨネーズがおかしいのです。
ケチャップを少し弁護すると、ケチャップメーカーであるハインツの逆さボトルは秀逸です。

マヨネーズは、もう少し努力した方がいいと思います。