最近、人生グラフというモノを作って講和をする機会があったんですね。
人生グラフは、これまでを振り返り、いい時と悪い時をバロメーターに折れ線グラフを作ります。
生まれてからの軌跡をたどる作業でなかなか面白いのです。
たとえば「恋人が出来た!」がMAX嬉しいポイントをたたき出したとします。ところが「その彼女と別れた!」という時は、MAX悲しいポイントではなく、50%くらいだったりします。
ある事象において嬉しい事と悲しい事は、等価交換でない事になります。
彼女が出来た時は、「好きだなぁ」という気持ちを持ち続けて実ったので嬉しいんですけど、しばらく一緒にいるうちに慣れてしまって好きという感情に変化があるのでしょう。
そのうち、普通状態になり、どうでもいい状態になり、別れが来てもそれほど悲しくない、という事になるのでしょう。
逆に「入社した!」というポイントはそれほど高くないのに、「会社が縮小した」という場合はかなり低いポイントを出したりしますが、逆のようで同じような働きでしょう。
会社に在籍していくうちに責任とか愛着とか湧いてきて、縮小が悲しくなるという感じ。
悲しさは愛着と深い関係があるかもしれません。
愛着が深くなると悲しみも深くなるみたいな。
このように人生グラフを完成させてみますと、どうも苦あれば楽ありという事ではないように思えてきます。
僕の場合、嬉しい方の面積が多くを占めています。
性格的に愛着を深くもたない人間なのでしょうか。
人生グラフをかなり統計的にやると、から自分がどこで幸福を感じるのか分析出来るようになるかもしれません。
一日の中での幸・不幸を簡単に入力するアプリやデバイスがあったら新しい自分な見えてくるかもしれません。
ちょっとまじめな事を書いてみましたが、つらい事があるから幸せも感じられるように、たまにまじめな事が書かれているからこそ、他の記事がくだらなく思えて楽しめる、とまぁ、そういう事です。