相手より優位に立つ作法を思いついた。
基本的には全部これに当てはまるのではないか。
カンタンだ。
まず、相手に無償で善意をあげちゃう。
何でも無いような事のようにサラッと投げてあげる。
大きさは関係ない。
キャンディでいい。
キャンディでも構わないが、渡すタイミングが重要。
相手が欲しいけど、欲しがらない手前で与えるのだ。
「なんだかキャンディ食べたいな。」
と思った時が最高の時。
この機会にキャンディを投げてよこす。
「キャンディ持っていないか聞いてみよう」とか、あるいは「キャンディ
を買ってこよう」と相手が思ってしまっていたら、あまり良くない。
すでに聞いていたり、会いに行こうと立ち上がっている時には、なお悪
い。
出来るだけ、その行動に到達する前に粗雑に善意をあげちゃうのが肝心。
無作方にあげる。
善意の大きさはどうあれ、相手は深い感動に陥るだろう。
しかし、次のアクションを間違えれば全ては水の泡。
間違っても、美味しかったかどうか確認しないように。
それっぽい素振りすらもダメだ。
キャンディを投げる瞬間、自分の皮膚からキャンディが離れたら、相手の
事を完全に無視しなければならない。
まるで、もうその人は居ないかのように。空気のように。
出来れば、他にキャンディをあげる人を探す。
そうする事で、相手は裏切られたかのようなショックをうける。
見放されたのかと思う。
大勢の中の一人でしか無かったと認識する。
淋しくなる。
もう一度、振り向いて欲しいと思う。
だが、振り向かない。
出来るだけ、別の人を相手にするのに忙しくする。
いよいよ相手は不安になる。
早く手を打たなければと思うようになる。
そして、気を引きつけようと一言が二言何かを言うだろう。
その時、少しだけ微笑んでやる。
これで相手は落ちる。
自分の価値感に貴方ちゆだねるようになり、貴方なしには生きられなくな
る。
渡すのが、キャンディでなくて100万円でも構わないが、相手より
優位に立つならキャンディでじゅうぶん。


















