ユーザー(=消費者)を探す

2月272012

サイト運用においてユーザーがどこに居るのかを知るという考え方は、
これからどんどん重要になるかもしれません。

アクセス解析の観点からですと、今まではユーザーがどこにいるかをキーワードで考えていました。

例えば、「旅行」というキーワードで検索するユーザーと「料理」というキーワードで検索するユーザーとでは、求めている情報が違うと思います。

「旅行」は、旅行をしたいのか、するとしたらどこを見回りたいかを知りたいと思われます。
「料理」は、料理をしたいのか、するとしたら材料が欲しいのかという具合です。

運用しているサイトが料理を紹介しているサイトだとしたら、ユーザーは「料理」にいる事になります。

自分の取り扱っている商品やサービスと、ユーザーが使うであろうキーワードのマッチ具合によって、ユーザーを探していました。
もっと簡潔に言うと、検索キーワード=ユーザーのニーズなわけです。

キーワードの探し方は想像力もありますが、アクセス解析で実際に検索されたキーワードをピックアップする事も有効です。

キーワードをニーズと見立ててユーザーを探す考え方は、理にかなっていてナイスな発想だとおもいます。

最近ニーズで探す事とは違う考え方が入って来ました。
違う要素をもたらしたのはフェイスブックに代表されるSNSです。

彼らが重要視するのは、「繋がり」です。
ユーザーが他の人と繋がる為には、自分が何者なのかを表現しなければなりません。
その時に使うのが、ステータスです。

ステータスは、ユーザーを探す広告主にも(もちろん個人情報は保護して)提供されます。
料理を扱っているサイトのウェブマスターは、ニーズだけではなくステータスを利用する事ができます。

例えば、主婦とか趣味が料理とか20代とか住まいとか。
これらのステータスはアクセス解析では取得できない情報なので、これが分かるという事はウェブマスターにとってもプラスです。
「沖縄にすむ30代の主婦に向けてアプローチする」という事ができるようになったのです。

ニーズで探す事が無くなる訳ではありませんが、新たな考え方であるステータスが入った事で、ユーザーの探し方が多様化したわけです。

より多くの情報を手に入れられるようになると、より複雑な告知方法に変わると思います。
単純な話、告知方法が増えると。

今までは大衆(マス)に向けてが主流でしたが、こうしたステータスやニーズを把握できる事で、実は自分の顧客に様々な個性がある事が分かります。
ライバル社でも同じように捉える事が出来るので、様々な個性に様々なアプローチをしなければ、このゲームには勝てません。

なので、顧客の数だけ告知方法は増えると思われます。

さらにスマートフォンのおかげでインターネットを持ち運べるようになりました。
まだ本格的ではありませんが、ニーズ・ステータスに続いて、シチュエーションが新たな要素になると思われます。

これはもう大変な事です。

ユーザーを探す事に特化した仕事が必要とされていると思います。

-